
著者:鯨統一郎
角川春樹事務所(2018-06-13)
販売元:Amazon.co.jp
大学で古事記を研究する森田つぐみは、ある日、謎の組織に拉致されそうになり、雑誌記者の犬飼大志郎に助けられる。おまけに身に覚えのない同級生殺しの容疑者として警察からも追われるはめに。なぜつぐみが狙われるのか。二人は逃走を続けながら、その理由を探る。そしてつぐみが、古事記に関するある謎の鍵を握っていることを知る。神武天皇と草薙剣の重大な秘密に迫る、鯨流古代史ミステリー!
鯨さんの歴史ミステリです。
今回のテーマは古事記。ここら辺の歴史は私は今まであまり興味を持ったことが無く^^;子供向けのすら読んだ記憶がなかったので、この本を読んでいても何もわからず、そうだったんだ、へー。と思うことばかりだったのですが。
この作品の最後に出てきた草薙剣の解釈はやはり鯨さん独自のものなんでしょうか。
古事記も、世界史も、分からない時代だったのでそういう解釈もあるのかと私は素直に納得したのですが、まあそれでもトンデモであることは分かりますけども。
参考文献も載っていたので、分かりやすい古事記の本を読んでみたいと思いました。
新解釈は置いておいて物語もハラハラドキドキで面白く読みました。
<角川春樹事務所 2018.6>H30.9.9読了