愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)
著者:山口恵以子
角川春樹事務所(2018-01-11)
販売元:Amazon.co.jp

オムレツ、エビフライ、豚汁、ぶり大根、麻婆ナス、鯛茶漬け、ゴーヤチャンプル―…昼は定食屋で夜は居酒屋。姑の一子と嫁の二三が仲良く営んでおり、そこにアルバイトの万里が加わってはや二年。美味しくて財布にも優しい佃の「はじめ食堂」は常連客の笑い声が絶えない。新しいお客さんがカラオケバトルで優勝したり、常連客の後藤に騒動が持ち上がったり、一子たちがはとバスの夜の観光ツアーに出かけたり―「はじめ食堂」は、賑やかで温かくお客さんたちを迎えてくれる。文庫オリジナル。

山口さんの作品は最近食べ物の小説しか読んでいないような^^;
実際に社員食堂で働かれていたからか出てくる料理が本当に美味しそうなんですよね。
一子と二三が仲良く営む「はじめ食堂」は最初から大好きなシリーズです。
二三も旦那さんが好きで結婚したというよりは一子さんや食堂が好きで結婚したみたいな感じですもんね^m^その雰囲気が良いなぁと思いました。
浜崎真弓さんのカラオケバトルは、やっぱりやり過ぎたらダメですよね。もしかしたらと思っても、周りをないがしろにしたらやっぱり駄目です。それに気づけて良かった。
常連客の後藤さんがスマホを持ち始め、間違いメールが来ているという時点で危ないなぁと思っていました。周りが気づいて良かったです。はとバスツアーも面白かったし、万里君の同級生のメイちゃんもとても素敵な人!常連客が増えて人脈が増えて、「はじめ食堂」はますますにぎやかで楽しくなりそうです。
また続編が出てほしいなぁ。

<角川春樹事務所 2018.1>H30.7.3読了