ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)ライオンは仔猫に夢中 ~平塚おんな探偵の事件簿3~ (平塚おんな探偵の事件簿 3)
著者:東川篤哉
祥伝社(2017-09-12)
販売元:Amazon.co.jp

転落死した社長令嬢の部屋から赤いハイヒールが消えたのはなぜ? 老人の最期を見ていた鸚鵡が狙われる理由は? ライオン探偵・エルザと助手・美伽に難事件と災難が降りかかる。『小説NON』掲載に書き下ろしを加え書籍化。

「失われた靴を求めて」社長令嬢が転落死しているのが見つかり、警察は自殺と判定したが、父親が納得がいかない。死の真相と犯人を捜す2人。ハイヒールが無くなった理由。そういえば昔、友達の親の車に乗せてもらった時に言われたことあったなぁと思い出しました。
「密室から逃げてきた男」一番最悪な形で逃げてきた男。警察は彼を犯人として捜査を始めている。2人は男が見つかる前に犯人を捜す。そ、そんなことできるのか?という密室トリックでしたねぇ^^;それでもちょっと自滅っぽい感じもしたかなぁ。それでもまあ色々丸く収まって良かったですね。
「おしゃべり鸚鵡を追いかけて」オウムを見つけてほしいという依頼を受け、なぜか命を狙われそうになった2人。老人は転落死と言われているが殺人ではないかと疑い始める。こちらはトンデモなのかと思ったらそうではなかったという結末でした。私もだと思うけどミステリーの読み過ぎには気を付けないと^m^
「あの夏の面影」綺麗な女性が彼氏の動向を探ってほしいという。2人は相思相愛だったと思ったら意外な展開に。どんな形であれ自分が幸せだと思うことをしたらいいんじゃないですかね。最後は彼女に対してちょっともったいないなぁと思いましたけど^^;

<祥伝社 2017.9>H30.4.6読了