緑の庭で寝ころんで緑の庭で寝ころんで
著者:宮下 奈都
実業之日本社(2017-12-08)
販売元:Amazon.co.jp

ふるさと福井で、北海道の大自然の中で、のびやかに成長する三人の子どもたち。その姿を作家として、母親として見つめ、あたたかく瑞々しい筆致で紡いだ「緑の庭の子どもたち」(月刊情報誌「fu」連載)4年分を完全収録。ほかに、読書日記、自作解説ほか、宮下ワールドの原風景を味わえるエッセイ61編、掌編小説や音楽劇原作など、単行本初収録の創作5編も収載。著者の4年間のあゆみが詰まった宝箱。

宮下さんのエッセイはいつも読んでいて癒されます。
作家さんの小説を読んで、きっとこんな感じの人なんだろうなって想像した雰囲気に1番ぴったりだったのが宮下さんだった気がします。
ふわっとした感じで優しそうで、お話も素敵で。でも、何だかちょっと天然っぽさも見えるようなそんな感じ^^
前作のトムラウシでの生活を書かれたエッセイも読んでいて思いましたが、宮下さんも素敵ですがご家族も皆さん本当に素敵です。家族みんながそれぞれ皆を信頼している感じが伝わってきます。3人のお子さんたちもとても可愛い。可愛いと思っていましたが1番上のおにいさんはもう大学生なんですね〜。何だか近所のおばちゃんな気分です。大きくなったねぇみたいな^^
兄弟みんなケンカしないとかびっくり。受験でピリピリしないとかびっくり。
うちもそうだったら良かったなぁ←そこまで凄かったわけではないけど。
なんか、母親とかに色々言ってしまった気がする。今更反省^^;
「あさイチ」に出演された時のこともちらりと書かれていました。出演されたのがすごく嬉しくて食い入るように見ていて、子育てに関しても何だか宮下さんらしいなぁなんて思いながら見ていましたけど、厳しい意見もあったんですねぇ。まあ、そんな気もしましたけど←でも、別にそれを推奨していたわけでもないし、子育て論を語っていたわけでもないんだから、なぜそんなに厳しい意見を言わなければならないんだろうと少し疑問でした。実際今はちゃんと挨拶のできるとてもできたお子さんな気がしますよ私は。
って言ったら宮下さんは謙遜されるんだろうけど。
この連載はこれからも続いていってほしいなと思いました。読んでいるこちらも癒されました。
そして余談ですが、そのエッセイの中の一つにいきなりTSUKEMENが登場してびっくりしました。そしてとても嬉しかったです^^
娘さん飴玉もらったんですねー羨ましすぎる!そうそう、二部の最初は客席に行くんですよ。そしてお子さんに飴玉をあげるんです。そういうパフォーマンスなんですよ。いいなーいいなー(子どもか)

<実業之日本社 2017.12>H30.2.28読了