キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫)
著者:時雨沢 恵一
KADOKAWA(2017-10-07)
販売元:Amazon.co.jp

ずしりと重い音と共に城門が開ききって、キノがエルメスを押していくと、彼等が喋っているのが分かった。その声が聞こえてきた。『情報通りです!旅人さんが!たった今入国しました!若いモトラド乗りで、モトラドは銀色タンクの渋い一台!革鞄には年季が窺えて、旅の過酷さを如実に物語っている!』彼等は喋っていた。キノとエルメスにも聞こえるくらいハッキリとした大声で。しかし、それは隣にいる人間に向けてのではなく、全員が視線をキノ達に向けたままで―。(「有名になれる国」)他全13話収録。

21巻です。久々にアニメ化が決まったということであとがきがいつも以上に凝ってましたね^^嬉しさが伝わってきました。
いろんな国が登場して面白かったけど、21巻にしてある人の旅に出るきっかけとなった出来事が登場するとは思いませんでした。切なくて哀しかったです。今後出会い編とか、登場するのでしょうか。
「読書が許せない国」はタイトルから絶対私は暮らせないな…と思って読み始めたらまさかの内容で、なるほどなぁと思ったり、「鍵の国」で昔から過ぎてどうしてなのか分からないけど毎日みんなが石碑の鍵穴に1日1回鍵を回している習慣の事実がピリッとするものだったり、今回もいろんな国を楽しみました。

<角川書店 2017.10>H30.2.3読了