櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか (角川文庫)
著者:太田 紫織
KADOKAWA(2017-10-25)
販売元:Amazon.co.jp

北海道・旭川。姿を消した幼子・いいちゃんと、友達の鴻上百合子を追って、櫻子さんと僕、正太郎は、ある場所に辿り着く。けれどようやく見つけた鴻上の言葉を聞き、僕は絶句した。「貴方のことが、世界で一番大嫌い」そして彼女は、僕にとっての絶対的な秘密を突きつけて…。(「わたしのおうちはどこですか」)ほか、ハロウィンにまつわるほろ苦だけど甘酸っぱい物語を収録。運命的バディ、櫻子と正体郎が贈る必読キャラミステリ!

シリーズ13作目だそうで…読み始めた頃はまさかここまでになるとは思っていなかったなぁ。そしてこんなどす黒いというか薄暗いというか、そんな影が潜むような作品になるとは思わなかったです。タイトルが気になって読み始めた頃が懐かしい。
今回は鴻上の心の内が明らかになりましたね。正太郎もだけど鴻上も良くも悪くもいい子ちゃん過ぎて大丈夫かなと思わなくもなかったので、少し吐き出せたのは良かったのかなと思いました。ただ、鴻上のおばあちゃんエピソードはもうすっかり忘れていました^^;結構最初の頃ですよね…
もう色々忘れかけているのでそろそろバシッと完結してほしいなぁとも思います。

<角川書店 2017.10>H30.1.25読了