太陽と乙女太陽と乙女
著者:森見 登美彦
新潮社(2017-11-22)
販売元:Amazon.co.jp

デビューから14年、全エッセイを網羅した決定版! 登美彦氏はかくもぐるぐるし続けてきた! 影響を受けた本・映画から、京都や奈良のお気に入りスポット、まさかの富士登山体験談、小説の創作裏話まで、大ボリュームの全90篇。台湾の雑誌で連載された「空転小説家」や、門外不出( !?)の秘蔵日記を公開した特別書下ろしも収録。寝る前のお供にも最適な、ファン必携の一冊。

モリミーさん初のエッセイ集ということで読みましたが…長い!(笑)
今まで書かれたエッセイが詰め込まれているプラス書下ろしもあるのですんごいボリューミーです。更に私は森見さんの作品は数冊しか読んでいないので分からない下りもたくさんあって、分かっていたらもっと楽しめたんだろうなーともったいなさも感じました。
森見さん、スランプに陥っていた時があったんですね。その時のことが結構細かく書かれていました。そして、就職されていたのは知っていましたが、勤務先は国立国会図書館だったんですね…。国立国会図書館に勤めていて小説家になった方といえば阿刀田高さんしか知りませんでしたが他にもいらしたとは。もったいない←
確かにご本人がおっしゃる通り「寝る前に読むべき本」にふさわしかったです。
まだ読んでいない作品も読んでいきたいな。

<新潮社 2017.11>H29.12.18読了