
著者:椰月 美智子
PHP研究所(2017-09-26)
販売元:Amazon.co.jp
「イメージコンサルタント」に関わる4人の女たち、それぞれの事情とは?
純代の場合――娘から「参観日にお母さんが一番ダサかった」と言われ……
あかねの場合――不倫相手の「私服がかっこ悪い」のが許せない……
美波の場合――自分がこんなかわいらしい服を着てもいいのだろうか……
繭子の事情――的確なアドバイスを下す彼女の抱える問題とは……
あなたの第一印象、そのままでいいですか? 本当に似合う色、服、髪型などを提案し、「見た目」を変えるイメージコンサルタント・御手洗繭子。ほんのちょっとの気づきと心構えで、人生は変わっていくもの。彼女のアドバイスを受けた人々の外見と内面の変化とは? そして繭子自身が抱える秘密と事情が……。「きれいになりたい」「自分らしくありたい」と思う女性たちの心理を、鋭くかつ細やかに描く、連作小説集。
初読み作家さんでした。名前は気になっていたのですが今まで手に取っていなくて…。
タイトルに惹かれて読んでみました。
第一印象は大事ですよねー。見た目、私も全然自信がないです。
洋服自体は素敵に見えるのに、私が着たら何だかいい服も良く見えないような気がして、私が買ってごめんねって思う時もあります^^;
イメージコンサルタントとだけきくと何だか不安になりますが、繭子の人柄が良くて、信頼するのも分かる気がしました。
だから繭子の章になった時、繭子の幼少期が意外で驚きました。てっきりお嬢様育ちではんなりと育ったのかと思ったのですが^^;
私も自分に合った服を選びたいと思いつつ、でもだからと言って自分自身が気に入っていない服は着たくないし…と兼ね合いが難しいけど私も判断してほしいなーと思いました。
<PHP研究所 2017.9>H29.12.8読了