
著者:浅田 次郎
小学館(2017-06-14)
販売元:Amazon.co.jp
大人気エッセイシリーズ第四弾が登場!
JAL機内誌『スカイワード』人気連載を単行本化した第四弾。海外、国内外での抱腹絶倒の出来事から身辺に起こる様々な出来事を描く傑作エッセイ集。中国でいにしえの英雄の栄枯盛衰に思いを馳せる『皇帝たちの温泉』、同窓会での懐かしさともどかしさを描く『誰だっけ。』、おとぎ話の主人公たちの私生活を想像する表題作の『竜宮城と七夕さま』ほか全40篇。
エッセイ第4弾です。私は1冊目と今作しかこのシリーズを読んでいないのですがとても好きです。JALに乗った際はこのエッセイを捜して読んでいます。
浅田さんの小説は申し訳ないのですがあまり読んでいなくて^^;このエッセイの中でたくさん登場した中国が関係している作品は何一つ読んでいないのでこんなに何度も赴いて丁寧に取材されていたのかと驚きました。すみません。
たくさん連載を抱えて、さらに取材で海外へ行くというのは大変ですよね。でもうまく時間を使われて旅行へ行ったりギャンブルをしたり←何だか言い方が悪いかもですが人生を満喫されている感じが滲み出ている気がします。これが60代男性が醸し出す雰囲気なのでしょうか。それでも珍道中なところもたまにあって面白く読みました。浅田先生の思考回路が面白すぎます。頭が堅いな意固地だなと思うところもありますけど、それがまったくなくなってしまうのもまた怖いですよね^^;
以前も思ったと思うのですが浅田先生の作品はエッセイばかり読んでいるので小説も読みたいなと思います。このエッセイでも登場し、映画化された「王妃の館」とか。前から気になってはいたんですよね。
って言ってるけど読むかは不明です。でもいつか読みたい。いつか…。
<小学館 2017.6>H29.10.14読了