杏の気分ほろほろ杏の気分ほろほろ
著者:杏
朝日新聞出版(2016-10-20)
販売元:Amazon.co.jp

「ごちそうさん」「デート」から、「花咲舞」に「オケ老人!」まで。女優として駆け抜け、そして人生の新たなステージへと進んだ三年半の日々―朝日新聞デジタルの連載に、今だからこそ記せる「その後の話」を大幅加筆!エッセイ集第二弾!

発売した頃に買ったはずのこの本。ようやく読みました。
でも、買ってすぐに読まなくて良かったです。当時私はまだ「ごちそうさん」を見ていなかったので。見てから読んで良かったー。
もちろん話題はそれだけではないんですけどね。2013年からの怒涛の3年半が綴られています。テレビでもこの作品は紹介されていて杏さん自身もインタビューを受けていましたが、とにかく超多忙!杏さんホントに一人でこれ全部こなしたんですか?ってくらい多忙。そしてプライベートも超充実している(させている?)方だから一体いつ休んでいるんだろうと思うくらいの物凄い行動力です。
杏さんのエッセイを読んでいると、私も家に閉じこもっているばかりじゃなくていろんなところへ出かけていろんなことを吸収させて勉強していかないとなーと思わされます。人生を謳歌している感じが凄いなと尊敬したり嫉妬←してみたり。
中でも最初に書いた「ごちそうさん」でのエピソードが読んでいて楽しかったです。他の作品は申し訳ないのですが見ていなくて^^;だから裏話を読むことが出来て嬉しかったです。
そしてあとがきもたくさん書かれているのですが、旦那さんのことや生まれたばかりの双子ちゃんのことも書かれていてほのぼのします。夫婦の感じが凄く素敵。博識でちょっとオタク気質な二人だから気が合うんだろうなーなんて私が言うのもなんですが思ったりして。
面白かったのが杏さんが旦那さんの人間性?を「夏休みの少年のような二十代の男子」と表現しているのが面白かったです。そうか、そんな感じなんですね^^
3人目のお子さんも生まれることですし、もっと杏さんのエッセイを読んでいたいなと思って読み終えました。読んでいて、とても幸せな気持ちになれましたし、私も充実した実のある日々を送りたいとも思えました。感謝です。

<朝日新聞出版 2016.10>H29.9.29読了