化学探偵Mr.キュリー5 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー5 (中公文庫)
著者:喜多 喜久
中央公論新社(2016-12-21)
販売元:Amazon.co.jp

化学サークルによる「甘い物質」合成対決。サ行の発音がおかしくなった同級生の秘密。四宮大生を狙う奇妙な仮面の男の正体。協力して事件の解決に当たる沖野と舞衣は、ひょんなことから理学部の冷蔵室に閉じ込められてしまった。暗闇&低温の極限状態から脱出する術はあるのか!?

シリーズ第5弾。結構続いていますね。もう6冊目も出てますよね。
シリーズの中では何となく時間が流れていて、この本で丸1年がたったんですかね。
ホント沖野先生じゃないですけど舞衣は巻き込まれすぎですよね。自分から巻き込まれて言っている感も否めないですが^^;
どのお話も化学にまつわる話で、でも分かりやすくて面白かったです。
主人公の舞衣が文系人間なのでその目線なのがいいのかな。
最後の沖野先生と舞衣が閉じ込められた話はドキドキしました。
色恋じゃなくて生理現象の件で。
普通だったら大学教授と新米庶務の子の恋なんてありえないと思うんですけど(ありえるのか?)何だか気になる2人ですよね。次回また何か展開があるんでしょうか。
次も楽しみです。

<中央公論新社 2016.12>H29.9.6読了