
著者:東野圭吾
実業之日本社(2016-11-29)
販売元:Amazon.co.jp
殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス。
容疑者となった竜実たちと、追う警察と、展開が気になってあっという間に読んでしまいました。最近ちょっと軽めな作品ばかりを読んでいたのに久しぶりに面白かったと思えた気がします(何だか少し失礼なことを言っている)そしてこの作品が重たかったかと言えばそうではないんですけど。
それにしても、刑事ドラマでも警視庁VS所轄、とか警視庁VS公安とか、色々ありますけど本当にこんなんじゃないですよね?こんな子供じみた争いをして巻き込まれた人たまったものじゃないですよね。
竜実は友人の機転ですぐに警察に捕まらずにすんだけど、一人でいたらさっさと捕まっていただろうなぁ。
警察の小杉が良かったです。おかみさんの言葉によって自分の内に秘める想いを思い出せてよかった。その想いを持ち続けるのはまた大変かもしれないですが、そのままでいてほしいです。
そしてまたまた登場しましたね。根津さん。登場の仕方がかっこいいです。そしていつも主人公の味方^^竜実たちが探し求めていた「女神」に関してもですが根津の展開にもびっくり。この物語の終わり方としては根津が出てくるのは最後なのかなとも思ったり。
サスペンスとかミステリというくくりにするとどうかなと思いますが^^;面白く読みました。
<実業之日本社 2016.11>H29.5.19読了
ほんと面白かったです。
こんな小説もいいですよね。
とても楽しめました。
根津さんも登場しましたね。
根津さんかっこよかったです。