X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)
著者:朝井 リョウ
新潮社(2016-11-14)
販売元:Amazon.co.jp

もう枕元にサンタは来ないけど、この物語がクリスマスをもっと特別な一日にしてくれる―。六人の人気作家が腕を競って描いた六つの奇跡。自分がこの世に誕生した日を意識し続けるOL、イブに何の期待も抱いていない司法浪人生、そして、華やいだ東京の街にタイムスリップしてしまった武士…!ささやかな贈り物に、自分へのご褒美に。冬の夜に煌めくクリスマス・アンソロジー。

今さらですがクリスマスがテーマのアンソロジーを読みました^^;
もう枕元にサンタさんは来ないし、家族で過ごすこともないし、ケーキすら買わない時もあるけど、それでも少しでも良い1日だったなって思えるくらいの日だったらいいななんて思っているのですが。
朝井リョウ「逆算」「何様」にも収録されていましたよね。最近読んだばかりなので割愛しました^^;更にあまり好きではない…スミマセン。
あさのあつこ「きみに伝えたくて」そういえばあさのさんの作品はアンソロジー以外で読んだことがないなぁと思いました。何だかタイミングを逃してしまった模様。最初は可愛い若い二人の恋物語なのかと思いきやなかなかヘビーな内容でしたね。女の子の気持ちが焦っちゃう気持ちも分かるし、男の子の今じゃない将来を見据える気持ちも分かる。それが最悪の結果になってしまったのがたまらなく悔しい。それでも、助けてもらってちゃんと前を向いていくことが出来て良かったです。
伊坂幸太郎「一人では無理がある」「ジャイロスコープ」で既読でしたがこちらは前に読んでから時間が経っていたのと確か好きな話だったと思って読み返してみました←
そうそうこんな話だったと思って、やっぱり面白いなぁと思って読み終えました^^
恩田陸「柊と太陽」何百年も経ってまた鎖国になって海外のものが流通しなくなったらこういうクリスマスの見解もあるのかなぁと読んでいて面白かったです。まあ、こんなネット社会になってしまったからしばらくなさそうですけど^^;でも、面白かった。
白河三兎「子の心、サンタ知らず」いやー…最初はなんて口の減らないクソガキだと思っていたんですけど←最後が可愛かったです。まさにタイトルの通り。どうなるのかな。上手くいくと良いなー。
三浦しをん「荒野の果てに」またクリスマスがテーマでこう来たか!というストーリーでしたねぇ^^;さすがしをんさん。現代にタイムスリップしてしまった卯之助と弥五郎が右往左往している姿が面白い。現代の物の解釈も面白い。流石ですね。それでも最後はしんみりしてしまいました。どうかみんな無事でありますように。

<新潮社 2016.11>H29.3.10読了