本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部「神殿の巫女見習いII」本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部「神殿の巫女見習いII」
著者:香月美夜
TOブックス(2015-12-25)
販売元:Amazon.co.jp

青色巫女見習いとして、忙しい毎日を送るマインに朗報が届く。母親が妊娠したのだ。生まれてくる赤ん坊への贈り物として、絵本作りを開始する。一方、神殿内では慣れないことばかりで、自由に動けない。巫女としての教養を身につけさせられたり、新しい側仕えの管理に追われたり…。孤児院長しての仕事も山積みだ。相変わらずの虚弱な体も何のその、本への愛情を武器に全力疾走を続けるマインが、念願の一冊を手にする時、貴族世界への扉が開き、物語は急展開へ突入してゆく!近付く冬を前に、風雲急を告げるビブリア・ファンタジー!書き下ろし番外編×2本収録!

いやー…面白いなぁ。世界が広がるなぁ…。
ここでまさかのお母さんの妊娠!マインがお姉ちゃんに!冒頭でお母さんがマインを子ども扱いしているのにすらもう違和感を感じてしまうという^^;あれ、マインって今何歳なんだろう。7歳くらい?(テキトー)実年齢よりも小さなマインだけど少しずつだけど丈夫になって背も大きくなっていっているようで何よりですよ。巫女としての仕事ぶりも、前作に比べたらまともになってきている気がしますし。
今回最初の悩み事は新しく雇った側仕えが働かないからなんとかしなくてはならないっていう…何だか今の日本でもありそうな感じ…。番外編のお話で分かる通り改心したようですぐに溶け込んでいきましたよね。
そして初めて魔術が必要となり貴族社会へ赴くことになりましたが…こっちの世界で言う昔の人種差別や階級の差別が露骨に表れているようでしたよね…腹が立ったー!!でもまあ神官長が側にいてくれるからまだ安心かな…。
ようやく本が完成しましたね。その部分と挿絵を見てこっちまでうるっとしてしまいました。2年かー。長かったね。でも紙すらない状態の世界から2年って凄く早いような気もしますけども…。マイン恐るべし。
でもうるっとどころじゃなくてエピローグでは涙してしまいました。夢の中とは言え、マインは麗乃時代に戻れたんですもんね…。神官長もちゃんとわかってくれたみたいで良かった。
まだまだ続くこのシリーズ、次回も楽しみです。

<TOブックス 2015.12>H29.3.1読了