
著者:わたなべ ぽん
幻冬舎(2016-07-27)
販売元:Amazon.co.jp
累計30万部を突破した『スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました』シリーズをはじめ、『ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました』など、体を張って人生の苦手克服をし続けているわたなべぽんの実録コミックエッセイ最新刊です。
これまで当たり前のように使ってきた道具や、こうしなきゃ・・・と思っていたこと、つい囚われてしまう考え方の癖、そういったものを1つ1つ仕分けして「やめて」みる。そんな試行錯誤を繰り返しているうちに、いつしか生きるのがラクになっていく、そんな著者のクスっと笑える奮闘を描いています。読んでいるうちに心の中からすっきりしていく1冊です。
以前テレビで紹介されていて気になっていた本です。図書館で予約して^^;ようやく届きました。買わないですみません。
私は結構捨てる時は捨てちゃう人なんですけど、捨てると止めるは違いますよね。
著者さんは本当にいろんなことをやめてみてます。炊飯器とか掃除機などの物から化粧品や人間関係まで。いろんなことをやめてますけど、そこまでしなくても…とは思わなかったです。できるならやってみたいなと思うことばかりでした。
炊飯器はちょっと無理だけど^^;メイクや洋服は出来そう。ズボラなのでメイクはできればしたくないし、洋服も好きなブランドが無くなってしまって、どこで買おうと思っていたんですけどこれを機にシンプルなものばかり選んでいけばいいのかなぁ。とか、思ってきました。
そして分かるなぁと思ったのが人間関係と充実さでした。
私は友だちが少なくて^^;だからさらに減っちゃうのが怖くて誘いを受けたくないけど受けるって言うことが以前はありました。でも、いやいや行って心から楽しかった!って思えないのなら、行く必要はないかなぁと。またそういうのってきっと態度に出ちゃうから相手にも失礼かなとも思いますし…。以前テレビで壇蜜さんが「友達とは?」という問いに対して「必要のないもの」ときっぱり言っていたのがかっこいいなぁと思ったんですよね。全く必要ないとは思っていないですし大事な友達ももちろんいるんですけど、無理する必要はないのかなと思うようになりました。
それから充実させなきゃっていうところも分かります。予定が無いと何だか寂しいというか虚しいというか…よく分からない焦りのようなものが出てきて^^;昔ですけど職場の同僚に日頃何をしているのか聞かれて、平日は大体家と職場の直行直帰で休みの日は家にいるって言ったら「一体何を楽しみに生きてるの?」って言われたことがあるんですよねー。今考えたら完全なるセクハラですけど。うっせーって思います。出かけることだけが充実感を得るんじゃないんですよね。家事をしたり作り置きをしたり、ネットを観たり(これは見過ぎ注意だけど)読書をしたり。それで私は充実感を得られるんだからそれでいいんだって思えました。
著者さんの旦那さん、とても素敵な方ですね。私も「すみません」じゃなくて「ありがとう」と言えるように意識していきたいと思います。
<幻冬舎 2016.7>