
著者:太田 紫織
KADOKAWA/角川書店(2016-07-23)
販売元:Amazon.co.jp
北海道・旭川の夏は暑い。そしてスイカは特別甘い。高校生の僕、正太郎の大好物のスイカを持って、櫻子さんと親しい薔子さんがやってきた。彼女は骨と真実が大好物の櫻子さんに、ある事件について語り出す。10年前の夏の、娘による凄惨な両親殺害事件。死亡した容疑者は、薔子さんの親友だった…。(「八月四日のリジー・ボーデン」)ほか、夏にぴったりの2編を収録。そして最強コンビの絆が揺らぐ!?必読キャラミステリ!
このシリーズも長くなりましたね。10冊目ですか。こんなに長くなるとは思っていなかったなぁ。ずっと楽しませていただいています。
今回は花房に関する情報は出てこなかったけど、正太郎の周りで何だか薄気味悪いことが起きていましたねぇ。どこでどう人と関わって、恨まれるか分からないですね…。でも、正太郎のお母さんはかっこよかったなぁ。旦那さんはきっと素敵な人だったんでしょうね。
最後がとても気になる感じで終わりましたね…。櫻子さんと正太郎の関係はどうなるんでしょうか。いずれ別れがくるような気はしますけど、でもそれはちゃんとした別離だと思うので大丈夫だとは思うのですが…。気になりますね。
続きが楽しみです。
<角川書店 2016.7>H28.10.5読了