
著者:里見蘭
大和書房(2016-04-07)
販売元:Amazon.co.jp
「僕は信じてるんです。たった一冊の本が、ときには人の一生を変えてしまうこともあるって」
すみれ屋で古書スペースを担当する紙野君が差し出す本をきっかけに、謎は解け、トラブルは解決し、恋人たちは忘れていた想いに気付く──。
オーナーのすみれが心をこめて作る絶品カフェごはんと共に供されるのは、まるでソムリエが選ぶ極上のワインのように心をとらえて離さない5つの小さな謎。
きっと読み返したくなる名著と美味しい料理が愉しめる古書カフェすみれ屋へようこそ!
本を愛するすべての人へ贈るミステリー!
初読み作家さん。完全にタイトルに惹かれて買いました。
面白かった〜。本が登場するのがもうたまらなかったです^^
古書カフェに訪れるお客様の悩みに一冊の本を差し出す本のソムリエ紙野君。
名前を聞いたことのある本ばかりでしたがどれも未読でした。悔しい。
私は一生を変えるような作品にはまだ出会っていないけど、背中を押してくれた作品はたくさんあります。本って偉大だなと思います。
読んでいたら紙野君は「図書館の主」の御子柴を思い出す感じでした。
ってマニアックかな^^;紙野君は御子柴君よりも柔和ですけど。
っていうか5つの謎も気になりますけど、すみれと紙野君の関係も凄く気になるんですけど!何よりもすみれ鈍すぎだろ!!神野君結構凄いこと言ってるよ!言ってるよ!!←
最後ももどかしいったら!!
2人の関係も含めて紙野君がすすめる本をもっと知りたいので続編も期待します。
<大和書房 2016.4>H28.8.5読了
すみれさんの作るお料理が美味しそうだった〜。
作中で出て来た本で読んでいたのは、ルナールの
『にんじん』位でした。でも、高校生の時に読んだ
ので、全然内容覚えてなかったのですけど^^;
すみれさんの鈍感さがもどかしかったですね〜。
明らか過ぎる紙野君のあのアピールに気付かないとは。
二人の進展が気になりますね。是非続編書いて
頂きたいものです。