櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 (角川文庫)
著者:太田 紫織
KADOKAWA/角川書店(2016-01-23)
販売元:Amazon.co.jp

北海道・旭川。高校二年の僕・正太郎の夏は、衝撃で始まった。差出人不明の封筒に入っていたのは、愛犬・ウルフの無残な写真。シリアルキラー、花房の仕業と確信したのに、聡明な櫻子さんは違うと断言。しかも当の花房から『ある娘を死から救って欲しい』と依頼が届き…。(「狼の時間」)ほか、内海巡査が遭遇した事故物件の怪(「午前四時のノック」)も収録。櫻子さんと正太郎の最強バディから目が離せない、大人気ミステリ!

冒頭から不穏な空気で今までのちょっと物足りない感じからいきなりの展開でビックリしました。
正太郎の気持ちはわかるけど、でも自分だけで動き過ぎだったかな。櫻子さんが怒ったのはとてもよく分かる。まだ子ども何だから。高校生なんだから。それに、お母さんだって気づいてないわけないですよねー。それでもまあ何とかなって良かったです。
内海巡査が住もうとしている部屋の怪奇現象のお話は切ない話でしたねー。
また新刊が出ているみたいですね。
進展があるといいなー。

<角川書店 2016.1>H28.8.4読了