櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)
著者:太田 紫織
KADOKAWA/角川書店(2015-09-25)
販売元:Amazon.co.jp

旭川の四月は、冬と春の境目だ。高校二年生になった僕、正太郎は、親友の今居と、仲のいい女子・鴻上と同じクラスになった。担任は、気心の知れた磯崎先生だ。けれど転校生のゴスロリ少女・阿世知蘭香が、いきなり鴻上に「親友になって」と宣言し、困惑する僕らだけど…。(「ウラトオモテ」)ほか、櫻子さん宅で起きた「殺鳥事件」、一緒に出かけた美瑛の美しい池で見つけた遺体の謎など、櫻子さんの推理が冴える大人気ミステリ!

最近短編集が多いですよね。短編集も良いんですけどそろそろ長編も読みたいな。
じゃないと本編を忘れてしまって^^;
今回の短編で1番印象的だったのは最初のお話しかな。
私、学校という空間の人間関係にホント疎くて。女子のグループとかそういうの全然わからなくて^^;
だから鴻上の境遇とか全然気づかなかったです。
最初この転校生はなんて奴だと思いましたけど、いい友人になりそうな気がします。
そして最後のお話でなんだか本編に引き戻されるような話がありましたね。
次回はついに花房が登場するのでしょうか。怖いですが楽しみです。
そして正太郎の3人のおじいちゃんたち。すごくかっこよかったです。
私は小学1年生の時に祖父を2人とも亡くしたので全然記憶がなくて。うらやましかったです。

<角川書店 2015.9>H27.12.23読了