
著者:朝井リョウ
朝日新聞出版(2015-10-07)
販売元:Amazon.co.jp
人生の岐路を迎える18歳を撮影したモノクロのポートレート写真と、彼らの声を書き留めた。盲目の女子大生、バンドのボーカル、非行防止ボランティア、鳶職人、僧侶見習い、ダンサーなど、46人を紹介していく。
壁や悩みに直面しながらも、新しい世界に向け、それぞれの一歩を踏み出す等身大の若者の姿を追った。
書籍化にあたり、直木賞作家の朝井リョウによる書き下ろしロングエッセイ「18歳の選択」を掲載。
朝井リョウさんの名前があったので借りたのですが、こういう本だったんですね。
18歳の46人がいろんな思いを語っていました。
自分が18歳の時は何を考えていたかなぁなんて思い出したりして。
私はどうしても行きたい高校があって、ギリギリだったんですけどその高校に入学できて、それでしばらく満足しちゃっていたんですよね。だから次を考えるのに時間がかかった記憶があります。進学校だったので周りはみんな将来を見据えていて凄いなぁと思っていました。
ここに出てくる皆さんも18歳とは思えないほど、いや、18歳という年齢だからこそ将来を考えキラキラした目を未来に向けていました。
私もこの年齢の時にいろんな覚悟が出来ていたら、未来は変わっていたのかななんて思いますけど、でもそんなことを今更考えたってしょうがないですからね。今できることをちゃんとやっていこうと、この本から改めて教わった気がしました。
<朝日新聞出版 2015.10>H27.12.6読了