GOSICKs(2) ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― (富士見ミステリー文庫)GOSICKs(2) ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― (富士見ミステリー文庫)
著者:桜庭 一樹
富士見書房(2006-05-10)
販売元:Amazon.co.jp

少女は白いドレスを着て、緑の絨毯の上で待っていた。草いきれすらも、心地よい。会えるのだから。二人しか、ここには居ないのだから。そう、陶製の人形のような少女―ヴィクトリカは、今日も彼が来るのを待っている。少年・久城一弥が、かけてくるのを。芽吹いた緑たちが。噴水からこぼれおちる水の青が。そしてそれらを照らす陽の赤が。すべての色が輝きを増し、光に包まれ、命が生きようとする季節―夏。やがて訪れるであろう崩壊と、別離を前にした一瞬の平和―刹那。二人だけの学園にて、一弥とヴィクトリカは同じ時を生きる。世界を語る。謎を―混沌のむこうにある心を知る。そして、お互いを思う。ひと夏の間に重ねられる、淡い逢瀬の物語。ゴシック・ミステリー短編集。

今回は短編集。
前回読んだシリーズ2冊は夏休みの後で今回の短編集は夏休み中のお話。
どの作品も大きな事件ではなかったですが、ヴィクトリカの推理は相変わらずさえわたっていましたねー。アブリルは今回も本当に可哀相な役回りでしたけども^^;その事件も面白かったです。
そして私はヴィクトリカの兄があんまり好きじゃなかったんですけど←
幼馴染との会話を聞いてイメージが変わりました^m^
そうか、かっこいいのに優しい素敵な奴だったのか←
セシル先生の昔話も面白かった。良い人なんだか抜けてるのか強かなのか分からない人ですねー。
このシリーズは可愛らしいんですけどストーリーは結構重たいのでこういう軽めなタッチの作品はほっと一息つく感じでしたね。
また本シリーズを読むのが楽しみです。

<富士見書房 2006.5>H27.10.2読了