親孝行できるかな? (メディアファクトリーのコミックエッセイ)親孝行できるかな? (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
著者:たかぎ なおこ
KADOKAWA/メディアファクトリー(2015-03-13)
販売元:Amazon.co.jp

今は離れて暮らす、シルバー世代の両親をなんとか喜ばせたい…。でも、いまいちコツがわかりません。大人気イラストレーターたかぎなおこがおくる、親孝行チャレンジコミックエッセイです。
●父を初海外に連れ出せ!大作戦
●なんでも「お宝化」してちっとも片付かない実家との格闘
●たかぎ家の「東京物語」
●理想の娘じゃなくてごめんね
などなど、娘と父、母との、笑えて共感して、ほろっと泣けてくるコミックエッセイです。

たかぎさんのご両親のお話は今までもちょくちょく出てきましたが、こういう形では初めてでしたねー。親子水入らず。なんだかんだありますが楽しそうで何よりです^^
私はたかぎさんのちょうど10個下で、親はシルバー世代の一歩手前です。
でも、気づいたら父の定年も近づいてきていて、そんな年になるんだなぁと改めてビックリしたりしてます。
親孝行って、なんなんですかねー。たかぎさんはリフォームや旅行を挙げられていましたけど、私は何をしたらいいのか分かりません。父は特に出かけるのあんまり好きじゃないし…。
私は3人兄弟で、弟は大学進学を機に、妹は彼氏との同棲を機に割と早目に出ていって、出遅れた私は←29歳まで実家にいました。実家にいる間はマラソンシーズンは父と一緒に出掛けていたし、運転できない母に代わって運転手をしたり、私なりにこれは親孝行なんじゃないかなと思っていたのだけど違うのかなー。
私も結婚して子供を生んで孫の顔を見せるとかそういう親孝行はしてないしきっとしないと思うので理想の娘じゃないだろうなと思いますがでも産んでくれたとは言え私の人生は私の人生なので好きに生きたいなんて思う私は親不孝だろうか^^;
難しいな。
色々考えさせられるコミックエッセイでした。

〈角川書店 2015.3〉