
著者:太田 紫織
KADOKAWA/角川書店(2014-11-22)
販売元:Amazon.co.jp
北海道・旭川。あの夏、僕・正太郎は、櫻子さんに出会った。白いお屋敷に住む、美しいお嬢様。それが初対面の印象だった。また会えたら、なんて淡い期待を抱いていたけど、お屋敷の前で、僕は彼女が血まみれの何かを持っているのを見てしまう。しかも近所のおばあちゃんが行方不明になり…。(「土を掘る女性」)櫻子さんと正太郎が挑む最初の事件。そしてその記憶が、正太郎に大切なことを思い出させる。大人気ミステリ!
このシリーズも長くなりましたね。正太郎が櫻子さんをかばって重傷を負い、母親から櫻子さんとはもう会ってはいけないと言われ、しばらく会っていなかった正太郎。
今回は櫻子さんとの出会いも書かれていましたねー。こうやって出会ったんですね。この2人の関連性が分からなかったので納得でした。
徐々に話が展開していって長編のようになっていって、最後はドキドキしました。
これからどうなっていくんでしょう。気になります。
にしてもあの都市伝説のくだりはひどいな。こんなひどい人いるの?っていう人がたくさん出てきましたけど…。嫌なら直接言えばいいのに。言えないにしても遠回りしてひどいことして。嫌だったなぁ。
次回がとても気になります。
〈角川書店 2014.11〉H27.3.22読了