ウドウロクウドウロク
著者:有働 由美子
新潮社(2014-10-30)
販売元:Amazon.co.jp

NHK有働アナ、初めての本、でました。
「あさイチ」わき汗論争、驚きました! /ワタシの好みの男性
独居中年の高熱/いろんな人からいろんなことを言われました
紅白司会の舞台裏/二日酔いの朝、必ず読む詩があります
ほどほどの美貌/小心者のお見合い/母のこと
自他ともに認めるクロい部分も、ちょっとだけ残っているシロい部分も、包み隠さず書いてみました。

買おうか図書館で借りようか、どうしようかなーと悩んでいるうちにいつも行ってる図書館に入ったので予約しました…ごめんなさい。
ということでようやく読みました。
最初からわき汗の話題で^^;さすがだなと思ったのですが。
私、最近親しみも込めて有働さんの事を由美子って言っているんですけど←
そんな言い方してごめんなさいと謝りたくなりました。
私は以前から知ってはいましたけど、あさイチの有働さんしかほとんど知りません。その部分でしか知らないから強い人だなという印象はあったんですけど、もちろんそれだけではないわけで。酸いも甘いもたくさんたくさん経験されているんだよな、なんて当たり前のことを思ったりしました。
特に男社会の仕事場だから苦労も本当にあったと思います。それを乗り越えたことでメリットありデメリットあり。ホント、他人って酷いこと言うなーと思って読んでいました。まあお互い様なんでしょうけど^^;
独身女性のいろんな覚悟を読んだ気がしました。
イノッチが有働さんの事を言ってからあまり年齢ネタはなくなりましたけど、その前のセクハラ発言に対して明るく返していた有働さん。その心の中にはいろんなことを乗り越えてきたからこその明るさがあるんだろうなぁと思ったり。
私は一人で生計を立てていくためにこれほどの覚悟があるのかなーなんて思ったりしました。今、私はやりたいことがたくさんありすぎて、正直結婚する気が全然全く持っていないのだけど、それは今の感情であって有働さんのように40代になったときにまた違った気持ちになったりするのかな。どうなんだろう。
上手く伝えられないですけど、この本を読んで、私はますます有働さんが好きになりました。クロい有働さんも、シロい有働さんも分かる分かるっていう部分がたくさんありました。私も40代になったときに有働さんのようになっていたいなと思います。
そして初めて語られたというお母さんの章。職場で読んでいたのですが涙が出ました。
有働さんがあさイチを休んだとき、覚えています。そのあとにお母さんが亡くなられたことを知りました。
やっぱりいくつになっても自分にとってお母さんはお母さんで。自分の指針なんですよね。自分の人生を決めるのはもちろん自分なんですけど、何を選んでも味方でいてくれるお母さんの存在は私も大きいです。お母さんがこの本を読まれていたら良いなと思いました。

〈新潮社 2014.10〉H27.1.13読了