
著者:野村 美月
エンターブレイン(2006-08-30)
販売元:Amazon.co.jp
文芸部部長・天野遠子。物語を食べちゃうくらい愛しているこの自称“文学少女”に、後輩の井上心葉は振り回されっぱなしの毎日を送っている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」という文字や、謎の数字を書き連ねた紙片が投げ込まれる。文芸部への挑戦だわ!と、心葉を巻き込み調査をはじめる遠子だが、見つけた“犯人”は「わたし、もう死んでるの」と笑う少女で―!?コメディ風味のビターテイスト学園ミステリー、第2弾。
うわ〜・・・重い・・・重いわ〜・・・ドロドロの昼ドラみたい。
今回もとになった作品は「嵐が丘」でしたね。この作品、読んだことはないんですけど「ガラスの仮面」を読んでいるので少女の時代の物語なら知ってました^m^
そうか、こういうお話だったんですね・・・
現代で似たような話にするとこんなに重々しくなるとは・・・
「嵐が丘」をちゃんと読んでみたいなと思いました。怖いですけど^^;
流人君が登場しましたけどこの子もまた強烈ですね〜。こんだけやられても懲りないとは(ちょっと語弊が)
そして遠子先輩が謎でたまりません…。心葉の心の傷も何となくわかりますけどまだ解明はされていないですよね。
まだまだこのシリーズの展開が気になります。
〈エンターブレイン 2006.8〉H26.10.29読了