
著者:小路 幸也
講談社(2014-09-05)
販売元:Amazon.co.jp
元暴走族のヘッド・マモルが刑務所から出所した日に、彼を無実の罪で逮捕した刑事・鷹原が迎えにきた。
鷹原は、母・ジョゼットを不審な死で亡くした少女・ニノン何者かに狙われているため、
三重にいる鷹原の元妻・美里のところへ連れていくようマモルに依頼。
マモルに去来する美里との過去と想い――。
マモルとニノンは無事に辿り着けるのか?そしてジョゼットの死の真相とは?
偶然にも主人公の名前がマモル君^m^
彼を想像してしまいましたけどでも21歳か←
マモル君がとってもいい子で、全然暴走族のヘッドっていう感じはしませんでしたけどね。元々が良い子なんだろうな。途中でわかる境遇から、こうならざるを得なかったのかなとも思いましたが…。
ただマモルと鷹原の関係をもうちょっと深く掘り下げてほしかったかなぁ。色々過去のことは分かっていきますけども。
この物語は1980年代なんですよね。
30年経った今、マモルやニノンはどうしているんだろう。
マモル君には特に、幸せになってほしいなぁと思って読み終えました。
〈講談社 2014.9〉H26.10.8読了