本が多すぎる (文春文庫)本が多すぎる (文春文庫)
著者:酒井 順子
文藝春秋(2014-06-10)
販売元:Amazon.co.jp

幸福ということ、生きるということは、読むことの中に入っているのだなあ―世相の奥に漂う微妙な空気を、鮮やかな言葉にして絶大な共感を得てきた“現代の清少納言”が、「本」を通して覗く多様な世界。母と娘、野心と老い、部活にSMに歌舞伎、そして震災。週刊文春の名物連載をオリジナル文庫化。最強の読書エッセイ集!

本に関するエッセイは好きですがこの本は長かったですねー^^;読んでいて楽しかったですけどページ数が多くて読んでも読んでもな感じに陥りました。すみません。
でも、バラエティに富んでいて面白かったです。
実際に既読の本もありました。
「三四郎はそれから門を出た」「桐島、部活やめるってよ」「建てて、いい?」「野心のすすめ」「和菓子のアン」
・・・多分ほかにもあると思いますが思い当たるのはこのくらい。
酒井さん自身の感性も面白くてこの作品でこう見るのか!っていうのが新鮮だったりしました。
そういえば紅白とデパートクマグスの寺坂さんの本もありました。あの人本も出してたのね。しかもデパートの方…思わず笑っちゃいました。
タイトルにもありますけど、巷で出版されている本が多すぎますよね。読みたい本が多すぎて読み切れなくて困っちゃいます^^
まあ、でも焦らず私も読みたい本を好きなようにこれからも読んでいこうと改めて思った次第です。
にしても酒井さん、現代の清少納言なんて言われてるの?^^;初めて知りました。

〈文芸春秋2014.6〉H26.9.9読了