
著者:東川 篤哉
文藝春秋(2014-07-31)
販売元:Amazon.co.jp
また殺人事件?犯人が誰か、魔法で教えてあげる!八王子署のエース、小山田刑事の秘密。それは―自宅に魔法使いが棲んでいること。目指せ逮捕!今回の愉快な犯人たち。タレントの密会写真をもみ消そうとする、芸能事務所社長、手抜き工事された恨みを晴らしたい建築士、生活苦にあえぎ、親戚の遺産を狙う推理作家、テナントビルから追い出された、紳士洋品店の店主。禁断のユーモアミステリーシリーズ、第二弾。
く、くだらねぇ〜…失礼。
相変わらずのゆるい感じ、私は嫌いじゃありません^m^
今回はすべて犯人が分かっている状態から推理していく物語でしたね。
くだらないしそれでいいのかと思うところもあるのだけど、ちゃんとトリックについては真面目に考えて魔法に頼らない小山田刑事は良い奴だと思います。ただ、椿姫もとい椿木警部に対する変態っぷりはなんか拍車がかっているような気もしますけど^^;
トリックはなるほどと思うところもあるから良いんですけど、あの建築士のトリックって1日でそんなに変わるもんなんだろうか…自分の家持ったことないんで分からないですけど←
推理作家の事件は奥さんがとても可哀相でした。健気な奥さんのために自分が必死で働けばいいだけの事だったのにね。
まあ、とにもかくにも私は好きなので^m^
このシリーズもまた出たら読みたいなと思います。
〈文芸春秋 2014.7〉H26.9.4読了
(笑)。
あのダイイングメッセージは、私も「ないだろー」
とツッコミたくなりました(笑)。でも、その
発想の面白さは評価してあげたいです(何故
上から目線^^;)。
これからもトンデモトリックを期待したいですね!