櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている冬の記憶と時の地図 (角川文庫)
著者:太田 紫織
KADOKAWA/角川書店(2014-06-20)
販売元:Amazon.co.jp

北海道・函館。僕、正太郎と、骨と謎を愛するお嬢様・櫻子さんは、かの街に旅行することに。と言っても、楽しむためだけじゃない。櫻子さんが敬愛する、法医学者の叔父さんが追いかけていた、ある事件の調査のためだ。その事件と、僕らが解決した事件に共通するのは、蝶の形をした骨・蝶形骨。時を越えた謎に挑む僕らだけど…。凛として孤高、なのに無邪気な櫻子さんの魅力が伝わる掌編も収録。大人気ミステリ、シリーズ初の長編!

ついこの間4冊目を読んだ気がするのですが、もう5冊目ですか…。
今回は前回登場した謎の画家の正体が明らかになるのかなと思いましたが、それはありませんでしたね。次回でしょうか。
今回の舞台は函館、そして初の長編です。
この本も最初は割と楽しく読んでいたのですが、今回はわざとらしいなぁと思う文章をちょいちょい感じて違和感をぬぐえないところもありました。ごめんなさい。
高校生なのに正太郎が良い子すぎるとか^^;いくらおじいちゃんおばあちゃんに育てられたとはいえしっかりしすぎでは?とかそんな言葉づかい高校生知ってる?とか。ヘンにリアルを求めてすみません。
ただ小路さんも然りですが、なかなかなローカルネタが織り込まれていて北海道民としては読んでいて楽しかったです。
そして事件の真相。
うーん…なるほどとは思いましたけど納得はできなかったかなぁ。
そして読み始めた段階でちょっと展開が読めてしまったので…。
次回に期待です。色々気になります…。
そういえば櫻子さんと正太郎の最初の出会いってなんだったっけ?
忘れてしまった^^;

〈角川書店 2014.6〉H26.8.12読了