モルグ街の殺人事件 (岩波少年文庫 (556))モルグ街の殺人事件 (岩波少年文庫 (556))
著者:エドガー・アラン・ポー
岩波書店(2002-08-20)
販売元:Amazon.co.jp

密室殺人事件の意外な犯人を推理する天才デュパン。自分とそっくりな人間の影におびえる男。船をのみこむ恐ろしい大渦。ぶきみな黒猫を嫌悪する男…。謎解きのおもしろさと恐怖に満ちた7編を収録。

ポーの作品、初読みです。
森晶麿さんの黒猫シリーズを読んでからずっとポー作品が気になっていました。
きっと難しいだろうなと思ったので^^;児童書で読みました。
私が読んだものは7編収録。表題作や「黒猫」「アッシャー家の崩壊」などはタイトルだけ聞いたことがあります^^;
どれもミステリであり不気味であり。これがポーの世界観なんですね。
やはり時代が違うので、読むのに難しい部分がありはしましたが、面白く読みました。
私が1番印象的だったのは「黒猫」かな。あとは「赤死病の仮面」が怖かったです。
短い作品なのにどれも確立されていて人間の心理が如実に表れていて、そういう部分も怖かったりします。
他の作品も読んでみたいと思います。
そして黒猫シリーズを改めて読み返したら何か感じるところが…あるかなぁ?^^;
分かるかなぁ、自分。

H26.5.31読了