GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ (富士見ミステリー文庫)GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ (富士見ミステリー文庫)
著者:桜庭 一樹
富士見書房(2005-01)
販売元:Amazon.co.jp

夏の息吹が満ち始める山間の学園の奥の奥。高い塔の上も、濃い緑に覆われていた。さらに、その一角には、極彩色の宝石のような、甘いお菓子が絨毯のように敷き詰められ―中心に黄金色の姫・ヴィクトリカは静かに座っていた。時が刻む歯車の音に、静かに耳を傾けながら。甘いお菓子を頬張りながら、残酷なる人の歴史を―混沌を彼女の“知恵の泉”が弄ぶ。それが、彼女に課せられた命だった…。聖マルグリット学園に存在するもうひとつの塔―時計塔で起きた密室殺人。それを追う久城一弥とヴィクトリカ。それは、かつてソヴュールに君臨した謎の錬金術師・リヴァイアサンと関係しているらしいのだが!?アブリルと久城、そしてヴィクトリカ。それぞれの想いが交錯し、徐々に学園に隠された謎が明らかになる…。歴史の裏に受け継がれる血塗られた運命とは?ゴシック・ミステリー第四弾。

読みました。シリーズ第4弾。
ヴィクトリカってアブリルとも会ったことなかったっけ?と思ったのが最初^^;
一弥は相変わらずヴィクトリカにもアブリルにも良いようにからかわれていじられて、セシル先生の女難の相が分かるわーと思っていたのだけど。それは好かれているからであって羨ましい悩みですよねー。
めちゃくちゃ鈍い分たちが悪いですよ。それでもヴィクトリカのために戦う一弥、かっこよかったです。可愛い紳士ですよね。
そして事件について。
事件は殺人事件なのだけど、20年ほど前に世間を騒がせたリヴァイアサンという名の錬金術師との頭脳合戦。ミステリという部分でもめちゃくちゃ面白かったです。
そしてヴィクトリカの出生の秘密もまた明らかになりました。
ヴィクトリカが背後に抱えるものは大きすぎます。
一弥はほんの少しの支えなのかもしれないけど、それでも出来るだけ支えていってほしいなと思います。ヴィクトリカにとっては大切な支えですからね。
そして初対面だったアブリルとヴィクトリカ。なんだかんだでいいコンビな気がします。
これからこのコンビはまた登場するんでしょうか。しますよね。楽しみです。
アブリルもクラス一可愛いと言われたのに不憫な恋をしましたね…ヴィクトリカに言った言葉はきゅんとしましたよ^^

〈富士見書房 2005.1〉H26.4.7読了