
著者:久世 番子
文藝春秋(2012-10-21)
販売元:Amazon.co.jp
文学初心者の番子さんを部長に、日本文学・文豪の故きをテキトーに温ね、新しきを知ったかぶるよちよち文藝部、略して「よち文」の活動をエッセイ漫画に。太宰、漱石、中也、賢治、谷崎…といった超有名文豪とその作品の魅力や驚きのトリビアを、番子部長と担当部員が語り倒します! 「この文豪、結婚してたの!?」「主人公の名前がエロ老人!?」「れもんっていうよりバナナって顔よね~」などなど、学びながらも爆笑できる新しい文藝コミックエッセイです! 描き下ろし1コマも多数収録。
漫画エッセイです。日本文学を独自の目線で解説されています。
私は昔の作品はあまり読んでいないので、読んでからの方が楽しめたかなと思いちょっともったいなかったかなと思います。
あまりにもぶっ飛んだ解説が多かったので^^;元ネタが分からないとついていけないところがあったので。でも面白かったです。結構・・・結構な感じでしたけど(どういうことだ)
有名作品をサラリと教えてくれるのでこういう話なのねとすぐに分かります。
で、その話を著者さんが独自に展開されるわけです。それが本当にすごい^^;いいんすか、ここまでいって。っていう作品(人物も多数・・・)
ちなみに2代目編集者の方と私は同い年だったのですが(1Q84と書かれたTシャツを着せられていたので^^;)その方と同じく私も樋口一葉の「たけくらべ」はガラスの仮面で知ったクチです。あれ分かりやすいんですよねー。←
いつか原作を読もう読もうと思って今に至ります^^;
この本を読んで何冊か気になった作品があるので読めたらなと思います。
〈文藝春秋 2012.10〉