僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)僕とおじいちゃんと魔法の塔(2) (角川文庫)
著者:香月 日輪
角川書店(角川グループパブリッシング)(2010-05-25)
販売元:Amazon.co.jp
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岬にたたずむ黒い塔で、幽霊のおじいちゃんと4度目の春を迎えた僕。高校に無事合格し、親友の信久とのんびり春休みを過ごそうとしていたところ、塔に予想もつかないはた迷惑なお客があらわれて―!?魔女に魔道士、仮面の旅人、そして幽霊と、千客万来の不思議な塔。そこではじまる、わくわくするような出会いを通して、僕は僕らしく生きていく!!「魔法の塔」シリーズ第2弾、高校生編スタート。

本当に2巻になったら高校生になってました。展開が早いです^^
そして予想通り、龍神と信久は夕士と長谷みたいな感じになっていましたね。もちろん性格は全然違いますけど。雰囲気が似てます。
高校生編と言っても、2巻目は高校生になる直前の春休みのお話です。
春休みになって弟の和人と妹の晶子が遊びにやってきて、楽しく過ごしたり、畑仕事したり休んだり。読んでいるこちら側も、良いなぁと思う環境です。幸せそう。
もちろんそれぞれの悩みや何やらかんやらはあるんでしょうけど、今回は高校生編の序章という感じでしょうか。
和人もおじいちゃんとちゃんと見られる時が来るんでしょうか。ちょっと大人になりましたよね。
そして新キャラ、エスペロスが登場。強烈ですね〜。
強烈な印象を残して次巻で更に強烈さを増すという^^;
今回は序章っぽかったので地固めという感じでした。

〈角川書店 2010.5〉H24.9.21読了