
著者:三浦 しをん
大和書房(2012-08-11)
販売元:Amazon.co.jp
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だいたいこういう人生ですが、こんな私でよかったら・・・。どこを切ってもミウラシヲン(よそゆき仕様・自社比)が迸る。2012年度本屋大賞『舟を編む』に続く、待望の最新エッセイ集。
しをんさん久々のエッセイ集。楽しみにしていました。
過去のエッセイ集でまだ読んでいないものもあるのですが、ほんっとうにしをんさんのエッセイは危険なんですよ。移動中とかに読んでいたら変人と化しますから。笑っちゃうんです。
今回は新聞や雑誌などお堅い?ものに連載していたエッセイなので抑え気味なのかなと思いましたが、ハイ、確かにいつもよりは抑え気味な気がしますが、相変わらずのしをんさんでした^^相変わらずの方が安心します。あぁ、直木賞を受賞しようが本屋大賞を受賞しようが軒並み作品が映像化されようがしをんさんは変わっていないんだなと思うので。
可笑しかったのは弟さんのしをんさんに対する呼び方ですね。最初ブタさんで、次はブタで、今はどうなんだろうと思ったらトンタクって・・・^^;
しかもその呼び名に対して意味が分かったら拒否をしない意味が分からない。しをんさんはお姉さんなのに。
結構前のものもあったので、箱根駅伝の取材や林業の取材についても書かれていて、あぁあの作品の時の事ですか。ふむふむ。って思いながら読むのも面白かったです。
そして自分が贔屓のバンドが全国ツアー中だから参加するのに忙しいと書かれている時があって、あぁ・・・あの方々ですね。って知ってるよ〜ってうふふふしてました。←
有名になってもしをんさんは変わらずしをんさんのままでいてほしいなと思います。まあ、心配せずとも変わらないと思いますが^^
小説も楽しみですが、エッセイもこれからも書き続けてほしいなと思います。
〈大和書房 2012.8〉H24.8.28読了
お返事がものすごく遅くなってすみませんでした。
弟さんの呼び方、トンタクって!
家族愛だなぁって思いました。