学生時代にやらなくてもいい20のこと学生時代にやらなくてもいい20のこと
著者:朝井 リョウ
文藝春秋(2012-06-22)
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話題の現役大学生作家の、まったくイケてない日々
『桐島、部活やめるってよ』の著者の初エッセイ集。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる、無為で阿呆な爆笑の日々!

アホだ…本当にアホだ…
テレビや雑誌のインタビューでは朝井君はとてもまじめでしっかりした子だと思っていたのに。。。騙されたのか?私は騙されたのか!?←
凄いな、あのゆとり世代な感じの文章と行動^^;多少脚色してるんだよね。ねぇ?そうだと言って!(切実)
エッセイを読んでいて声を出して笑ったのはしをんさん以来2人目ですよ。
凄いな、朝井君。脱帽です。
大学時代のお話は本当にアホだった^^;いい学生時代を作り上げたんですねぇ。
羨ましく感じます。だからと言ってあんな無謀な旅諸々はしたくないですけどね。
北海道旅行に行くって決めてるのに船も電車も飛行機のチケットも取らないなんて信じられない^^;どうして誰も気づかなかったんだろう・・・不思議だ。北海道なんて簡単に行けるんですよ・・・チケットを獲れば。
眼科医との攻防とか・・・なに?^^;下半身が黒タイツのオジさんとか・・・不思議すぎる〜!
そして就活ですよ。もうアホすぎる〜!!就活のゆる〜い感じがしをんさんの「格闘する者に○」を思い出しました。こんなにゆるい就活で乗り切れるか〜!!ってキレたものだけど、実際にもいた^^;こんな感じだからゆとり世代だって言われるんだよ。
でも、最後に「どうして就職したんですか?」と当たり前のことを毎回聞かれる意味が分からないと言っていて、ただ単に夢だった作家デビューと就職の順番が変わっただけだと言っていたところがやっぱりちゃんとしてるところは^^;してるんだなと思いました。
社会人1年生で大変なことも多いと思いますが、小説は時間がかかっても書いてほしいなと思います。

〈文藝春秋 2012.6〉H24.7.12読了