(P[あ]4−3)よろず占い処 陰陽屋の恋のろい (ポプラ文庫ピュアフル)(P[あ]4−3)よろず占い処 陰陽屋の恋のろい (ポプラ文庫ピュアフル)
著者:天野 頌子
ポプラ社(2012-03-06)
販売元:Amazon.co.jp
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王子稲荷のふもとの商店街、ホストあがりのイケメン毒舌陰陽師が営む占いの店「陰陽屋」は今日も細々営業中。呪詛や晴れ乞い、離婚の調停、素人手相占い指導まで、よろず占い処に依頼人の訪問は絶えず。瞬太の恋の行方、祥明対いわくつきの母との攻防戦も気になる、大好評シリーズ第三巻。
「ガールズ・ウォーズ 夏の陣」ある日かけこんできたのは、アルバイトの妖狐高校生瞬太のクラスメイト。文化祭の演劇でのヒロイン役を狙って争う女子二人からの依頼は、不穏な雰囲気で…。
「晴れ乞いは喉ごしさやわか」小学生の男の子が祖父がやっているお店が、天候が悪いためにビールが売れないため困っているから晴れにしてほしいと陰陽屋へやってくる。一方瞬太は祥明の祖父に頼まれて書物の整理に行くことに。
「呪いのマンションの化けギツネ」祥明の幼馴染の槙原秀行が妹の倫子を連れてやってきた。倫子は結婚をしたばかりなのだが離婚したいと相談してきたのだ。
「片思い男子占い店」江本がまた運命の人に出会ったらしい。教育実習生の香取先生のようだ。それがきっかけで学校祭で新聞同好会は占い店を出店することになった。

陰陽屋第3弾です。瞬太が相変わらず可愛いです。祥明は相変わらずお金にうるさくて薄情ものです。←
今回も色々騒動に巻き込まれます。瞬太は本当に素直で一生懸命で可愛いですよね。
祥明のおじいさんおばあさんにもすっかり気に入られちゃって。本当の孫みたいです。
最初の章の女性の闘いと言うのはオソロシイですねぇ・・・できれば関わりたくない感じ、分かります。そしてなんとなく予想通りの展開で^m^面白かったです。
そして秀行の妹の件ですが、一応解決したということで良いんでしょうか。何となくはっきりした答えが出ていなかったような・・・でもまあ臭いってずっと続くとイライラしますよね。うん。
それにしても祥明のお母さんは相変わらずですね。引きますわ・・・
そして諸々ばれてしまった。瞬太。キツネだということがばれたか!とひたすら心配していたけど、よく考えたら先生や三井が気にしているように、神社で拾われたっていうところの方がみんな驚くし気を遣うところですよね。私も読んでて気づきましたが^^;
三井と瞬太はとてもかわいいですし、いきなり両想いとはいかなくても友達から徐々に発展していく気がします。正体を知っても、嫌いにはならないと思います^^
瞬太の親戚?らしき人も登場してこれからも気になる展開ですね。
続編もきっと出ると思うので楽しみです。

〈ポプラ社 2012.3〉H24,6.8読了