ぐるぐる 七福神ぐるぐる 七福神
著者:中島 たい子
マガジンハウス(2011-10-20)
販売元:Amazon.co.jp
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恋人なし、お金なし、趣味もなし――。派遣社員で人嫌いな主人公船山のぞみ32歳。街で偶然あった知人に、元カレのインドでの客死を聞き、さらに落ち込む日々を暮らす彼女だが、入院した祖母の家で見つけたご朱印の書かれた色紙を見つける。七福神のご朱印が揃ったはずの色紙には、しかし六つの神までしか書かれておらず、のぞみは祖母の快復を祈願し欠けている一つ「寿老人」を埋めるべく七福神めぐりをはじめるが――。 谷中、武蔵野、日本橋、港、亀戸、浅草。下町情緒あふれる町並みから、寺社の存在を忘れるような近代的な街まで、さまざまな街を足で歩いていくなかで、普段の忙しい生活では気づき得なかった東京の新しい魅力が見えてきて、のぞみの傷つき閉ざされた心も少しずつ変化があらわれる。その中で死んだはずの恋人・大地の新しい情報も見えてきて……。ひっそりとたたずむ寺社とその周囲に残されて都会とは思えない木々や花々の自然、門前の商店街のグルメや人情など、歩く速度でしか見えない、東京の古くて新しい魅力を再発見しつつ、ひとりの女性の再生の軌跡を、爽やかかつユーモアのある筆致で綴る“新感覚プチロード小説”

久しぶりの中島さんの新刊。楽しみにしていました。今回のテーマは七福神。
七福神めぐりも面白そうだなぁと思いつつ、でも近い場所にあるとはいえ7か所めぐるのは大変そうだなぁとも思ったり。
でも、意外と観光で行けそうな場所にあるんですよね。谷中、吉祥寺、日本橋、六本木、亀戸、浅草・・・亀戸〜!ずっとずっと行ってみたいと思っていた亀戸。V6ファンにとっては代々木第一体育館の次に聖地と言っても過言ではない場所。もしかして勝運商店街の名前とか出てくる・・・?と思って亀戸のくだりを早く読みたいと思うのだけど最後から二番目だからなかなかそこまでたどり着かず・・・。そのせいかすらすら読めました。
が、結果商店街は出てきませんでした。でも香取神社って商店街の端にあるんですよね。この間「メレンゲのきもち」で石ちゃんがちょうど亀戸に行っていて香取神社に行っているのを見ましたもん。ついでに私がずっと行きたいと思っている場所の隣のお店に入っていって、まさかの会いたいご本人さんらしき人が映っていましたけども。
話がそれてしまいましたが七福神めぐりを主人公がしていて、私も一緒に巡っているようで楽しかったです。主人公がよく覚えていない女に元彼が死んだと言われ、その真実に対してのぞみの悩んでいる姿は何だか切なかったけれど。結局過食症だったんだろうか。ストレス?それでものぞみは真沙代やモンタや堀田さんがいるから救われた部分もあったんじゃないかなと思う。それぞれ個性的で言う事はズバッというけど、それがはっきりしているから気持ちよくも感じました。
七福神めぐりを通してのぞみの想いが変化して良かったと思いました。
私も御朱印集めしたいとテレビで芸能人が集めてるという話を聞いて思っていたのだけど、お正月しかもらえないとは知らなかったです。
でも、あれ?「金曜日のキセキ」で3月末頃だったけど御朱印もらってなかったっけ?と思ったら、最後の浅草のくだりで1年中もらえるという事を知って、だからか。と納得しました。
もらえない時期に行くことになったとしても、やっぱり亀戸と浅草の七福神は気になるな。今度東京へ行くときになったら考えようかな。
そして全然関係ないけど、堀田さんが女っぽい口調でしゃべり始めてから私は堀田さんが最近テレビで出まくっているあの声優さんの姿に見えてしょうがなかった…。
さらに、のぞみが図書館から本を3か月借りっぱなしなのも気になった…。借り直しはしてないだろうな〜。長期延滞だろうな〜。督促とか行かないのかな〜。とか、全然違うことを思った。図書館の本は期限を守って大切に扱ってください。

〈マガジンハウス 2011.10〉H23.12.22読了