
著者:鯨 統一郎
東京創元社(2011-04-28)
販売元:Amazon.co.jp
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スリーバレーのバーテンダー松永は、早乙女静香の話についていくため日夜歴史の勉強を続けている。ある日、静香が宮田六郎と連れ立って店に入ってきた。これまで宮田に対してやたら喧嘩腰だった歴史バトルにおいても、何やら風向きが違う。なぜだ?二人の親密な態度は気になるが、現存する世界最古の国ニッポンのことを知らないのも捨て置けない…。
最初ヤクドシトリオのシリーズかと思ったら間違えました。
毒舌の静香さんとライターの宮田さんとのシリーズですね。
そして読んでいて途中で気づきました。また「邪馬台国はどこですか?」を読んでいないことに^^;更にもう1冊「すべての美人は名探偵である」も読んでなかった〜わ〜!
と言っても、まあ読んでいなくても全く支障はないのですが。それでも気になるのでいつか(いつかっていつだ)読みます。
今回はおそらく^^;「邪馬台国はどこですか?」で静香と宮田がバトルをした話の検証をしてるんですね。あとは更なる新説と。
よくもまあいつも思いますが鯨さんはいろんな説を考えますね。これで研究者じゃないんだから本当にすごいと思います。
今回は新しい説も登場しましたね。写楽なんて人物名くらいしか知らなかったので新鮮でした。真珠湾攻撃に関しても12月8日ってことくらいしか把握していないしなぁ。
空海もついこの間博物館に行ったばかりだったので興味深かったです。
それよりなにより静香と宮田の関係が気になる・・・
やはり恋人になったのでしょうか・・・
面白かったです^^
〈東京創元社 2011.4〉H23.12.2読了
一作目の『邪馬台国〜』はほんとに傑作だと思いますよ(トンデモ説ばっかですが^^;)。是非読んでみてください〜。