
著者:鯨 統一郎
PHP研究所(2011-07-21)
販売元:Amazon.co.jp
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髪の毛はボサボサ。分厚い眼鏡。シャツはきちんとズボンの中に入れ、人気アイドルグループ「SET」の追っかけをしている颯太は、正真正銘の「キモメン」である。とはいえ、周囲の女性からどういう目で見られようと、大好きなSETの応援をしているだけで颯太は幸せだった。ところが、そんな平和な日常は、彼女たちが所属するプロダクション社長が殺害されて一変する。容疑をかけられたSETメンバーのために、颯太は独自の捜査を開始するが、苦難の連続。はたして颯太は真相を暴き、憧れのアイドルを救うことができるのか……!?
鯨さんの新刊です。いやはや、ぶっ飛びすぎてて最初はどうしようかと^^;主人公は中学時代は全国模試1位をとったこともある主人公の颯太はSETのファンとなり、キモメンに変貌します。好きになるって言う気持ちは分かるのだけど、どうしてキモくなっちゃうんだろうか^^;何だか「キモイ」って言われすぎてて同情したくなりましたよ。好きになるのはいいけど、その人にふさわしい・・・まで行かなくても会うときにかっこいい自分を見せたいとか、そういう風に思わないもんだろうか。風貌は。中身はいろいろ語っちゃう気持ちは分かるのでノーコメントですけど^^;
内容は面白かったです。カンだけの刑事の存在が良くわからなかったし、疑いをその子だけに向けて固執する意味も分からなかったけど、事件のトリックは面白かった。
また、いろんな鯨さんの作品を読みたいです。
<PHP研究所 2011.7>H23.10.13読了
大御神刑事の存在必要だったんですかねぇ。あすかに罪をなすりつけるためだけに存在していたような・・・^^;
それにしてもすごいタイトルですよね(笑)。でも、書店でこの本見つけた瞬間『よ、読みたい・・・』と思ったことは内緒です(笑)。