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著者:海猫沢 めろん
集英社(2011-07-26)
販売元:Amazon.co.jp
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<マンガ喫茶の悪魔>
マンガ喫茶「まんが合衆国」に新人アルバイトとして入ったキノキダくんは、東大法科大学院を修了予定の弁護士の卵。自分とは違う世界の人間に脅威を覚えるカザマ店長や他のバイト仲間たちとの日常を描く。
<洋服屋のいばら姫>
渋谷のファッションビル内に店を構える〈LOVE & DREAM〉。女性店員たちは、夢、恋愛、人間関係に悩みながらも、日々の売上ノルマに追われている。そんな中、リーダー・ミカコさんが、店の服が減っていることに気づいて……。
<パチンコ屋の亡霊たち>
広告代理店の営業部長だったカナモリは、死んだ父親に代わってパチンコ屋の支配人を継ぐことに。あるファイルから、従業員全員に前科があることを知ったカナモリは、娘のサオリを店員として働かせ、内情を探らせることにしたが……。
<野菜畑のピーターパン>
ヨーコは実家で、夫・テツヤと父・トシゾウと三人暮らし。父に負い目を感じたヨーコは、実家の休耕地で野菜を作り自分たちで稼ぐことを決意する。そんな中かつてのバンド仲間キョウイチが、あやしげなクッキーを持って現れる。
<ネットワークの王子様>
親の借金返済に苦しむリンコが出会ったのは、自称イケメンヒキオタニートのリュウセイ。リンコの事情を知ったリュウセイは、リンコの家に居候させることを条件に、ネットゲームのサポートスタッフの仕事を紹介する。
仕事と人間の関係が変わる時、新しい世界への扉が開く。

王様のブランチで紹介され、気になって読みました。
著者さんもとっても変わった方で・・・確かに格好良かったけども。
作品は短編なのですが、1度登場した人が違う作品で登場したりしてリンクがあって面白かったです。
それぞれ全く違う職種なのだけど、どれもその業種について細かく描かれていて、本当にたくさんの仕事を経験されたんだなということが分かります。
内容も面白かった。面白かったんですけど・・・。
どうも登場人物たちの喋り方が気に喰わなくて・・・^^;入り込めませんでした。
特にアパレル業界の時の話は、上司なのにどうしてあんな喋り方するの!
もう何だかイラ〜!っとしてしまってそればかりになってしまった^^;
全体的に、今っぽい感じでアナログで古い考えの私には向かなかったっていう事なのかな・・・。
あ!1こ物凄く気になったところがあったんだった。
ブログなどで書評をする時に本の画像を載せるのは厳密的に法律上はダメらしくて・・・^^;でも良く書いている場合は宣伝にもなるからいいんじゃないか〜みたいに本の中では言っていたけど。
・・・あれ?この本について微妙によく書いていないような・・・。
だ、大丈夫かな^^;すんごい今更だけど。

〈集英社 2011.7〉H23.10.7読了