
著者:大崎 梢
ポプラ社(2007-11)
販売元:Amazon.co.jp
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テストはいつも満点。成績は学年一。診断テストも決まってトップ。他人はぼくのことを天才という。みんなにいわれてしかたなく探偵することになったけど、ぼくが本気になったら―解けない謎はない。
大崎さんのこの作品、ずっと読みたいと思っていたのですが、図書館になかったので読めずにいました。でも!最近勤めている図書館でこのシリーズを買っているのを発見したので読んでみることに^^
大崎さんの児童書ってどんな感じなんだろうと思っていましたが、面白かったです。
ミステリ要素はやっぱりクオリティが高いと思いました。
ただ、個人的にイラストが微妙に好きじゃなく・・・ごめんなさい。
しかも頭が良い=めがねというイメージからかどうしても別のあの子を思い出してしまうのだけど。まあ、全くコンセプトは違いますし。
実際年齢が5歳も違うんですよね。上にも下にも(ややこしい^^)
千君はとっても頭が良くてしっかり者。親が放任主義なのもいいのかもですね^m^
頭がいいけどそれを鼻にかけているわけではなくてちゃんと人のために活用しているといいますか。。。
子どもだけど微妙に大人びていて、周りを見下しているわけじゃないんだけど、群がらない。一人でいるけど何か?って感じが良いです^^
だから、香奈ちゃんとか信太郎とかに頼られるのかな。
でも、保健の先生の事となると周りを気にせずに恥ずかしい状態になるのが子どもっぽいというかなんと言うか^^;そのバランスがいいのかな。
事件に関しても面白かったです。犯人の狙い。その行方。そして真犯人。
千君がどんどん推理していくので、ほうほうなるほど・・・と思いながら読んでました。
ツッコミどころも、まあありましたけど児童書ならしょうがない部分なのかなぁという程度だったので^^;いいです。
6冊出ているようなのであと5冊もちょいちょい読んでいきますよ〜。
〈ポプラ社 2007.11〉H23.9.11読了
小生意気な千のキャラは結構好きでした。ジュヴナイルらしいジュヴナイルって感じですよね。
あ、私は結構イラストも好きでした(笑)。