三毛猫ホームズは階段を上る (カッパ・ノベルス)三毛猫ホームズは階段を上る (カッパ・ノベルス)
著者:赤川次郎
光文社(2011-02-19)
販売元:Amazon.co.jp
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ある商店街の雑貨店主が撃ち殺された。現場に駆けつけた片山刑事は、事件の目撃者である主婦の直井みすずに事情を訊ねるが、手がかりはなかった。一方、片山刑事の妹・晴美は、喫茶店で若い女性が相手の男に妊娠を打ち明けているのを耳にする。その男性は、殺された雑貨店主の孫だった。そして事件から数日後、みすずのパート先に夫の恋人を名乗る女性が現れる。さらに、みすずの義母には「みすずが浮気をしている」という電話があり…。雑貨店主の死をきっかけに、平凡な日常を送っていた人たちが「事件」に巻き込まれていく―。大人気シリーズ第47弾。

寝る前にちょっと読むか・・・と思ったら結局一気に最後まで読んでしまったという^^;気付いたら2時になっていました。
三毛猫ホームズシリーズっていつもそうなんですよね。高校のときに読んでいたときもそうだったなと思い出しました。
はじめの雑貨店主の殺人。そこにたまたま居合わせた直井みすず。
みすずは夫と姑に怯える毎日を送っていて、若干同情はしたけど、こんなひどい姑と夫なんているんだろうか。まあ、どこかにはいるんだろうな。
主任に全てを打ち明けて、それから性格がガラリと変わって、変わりすぎだろ。とも思いましたが、人に言って変わるって言う事もありますよね。今まで悩んでいた事は何だったんだろうって思うときもあるから。
でも、雑貨店主殺人と、連続殺人とどうつながるんだろうと思ったらつながっていないという^^;
まあ、あの人が始めに割りと重要な感じで出てきているのにずっと出てこないから何だか怪しいなぁとは思っていたのですが。
最後もちょっと極端だなと思ったけども。
でもまあ、三毛猫ホームズの雰囲気はいつもこんな感じなので、良いです。
ホームズも活躍したし、癒されたし。
また1年後?の新刊を待っています。

〈光文社 2011.2〉H23.4.29読了