
著者:東川 篤哉
光文社(2009-05-12)
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私立鯉ケ窪学園に転校した赤坂通は、文芸部に入るつもりが、何故か探偵部に入部してしまう。部長の多摩川と部員・八橋とともに部活動に励むなか、学園で密室殺人事件が発生!被害者は、アイドルを盗撮しようとしたカメラマン。妙な名前の刑事コンビや、個性派揃いの教師たちが事件をかき回すなか、芸能クラスのアイドルも失踪!学園が誇る探偵部の推理は。
鯉ヶ窪学園シリーズを読みました〜^^
今回は赤坂君という不運な少年が主人公。手芸部に入るつもりが唆されて探偵部に入部。でも、小説は読むようですし、あっているような気がしました。
そういえば副部長は登場しませんでしたね。登場しませんでしたが、実は霧ヶ峰さんが副部長だったりして^m^
放送部の人が探偵部だったり、密偵が多そうですね^^;一体何人探偵部がいるんだろう。事件以上にそっちの方が気になったりして。
事件も勿論面白かったです。保健室で殺されていた男性。そこから始まる推理と新たなる事件。
私も多少考えましたけど、まぁーったく想像できませんでした。
保健室の男性の事件はそんなことが出来るのか!?と思いましたが、まあこういう事件ならありなのかなとも思いました。
他の事件のトリックも動機もなるほどと思いましたし。
ミステリとしても面白かったです。
顧問の石崎先生は謎な人物ですね・・・。
っていうか、あれ?「放課後はミステリーとともに」では霧ヶ峰さんが石崎先生に顧問を頼もうとしていなかったっけ?
時系列が刊行順ではないんですかね。おもしろーい。
多摩川、八橋、赤坂のトリオもなかなかぶっ飛んでいて良かったです^^
〈実業之日本社 2004.1
光文社 2009.5〉H23.4.25読了