よそ見津々よそ見津々
著者:柴崎 友香
販売元:日本経済新聞出版社
発売日:2010-09-23
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ここ5年の間に発表された90篇余りで編んだ初の本格エッセイ集。
東京の木、空の色、おいしいもの、洋服……透き通ったのびやかなまなざしが、ふだんの日々のくらしをいとおしいものに変えてくれます。そして注目は本の話。読めば必ず小説が好きになります。

柴崎さん初めてのエッセイ集です。こんなにたくさんエッセイを書かれていたんですね。
とっても長くて、最近では珍しく時間がかかりました・・・。
面白かったです。柴崎さんのイメージって沸くようで沸かなかったりしていたので、柴崎さんについてをたくさん知ることが出来てよかったと思います。
関西弁の作品を書かれているので関西にお住まいなのかと思ったら、東京にお住まいなんですね。でもあまり日は経っていない様で^^
柴崎さんはお嬢さんっぽいのかと思ったらわりと男っぽいところもあったりして。好きでした。
最近取りざたされる話題についてとか、何だか共感できるところがたくさんあったりして、嬉しかったです。
服の選び方はデザインだけでなく、洗濯表示を見るとか。
ファッションの流行についてとか。私も付いていけているのは本の一部だと思われ。
そして映画や本の解説も書かれていました。
でも、私が読んでいたのは「ジャージの二人」と「箪笥のなか」だけだった。
柴崎さん自身の作品3冊は全部読んでいたけども。
もっと柴崎さんのエッセイも読んでみたいと思いました。
書評していた本も、読んでみよう。(いつになるかわからんが)

〈日本経済新聞出版社 2010.9〉H22.10.12読了