快傑ゾロ (角川文庫)快傑ゾロ (角川文庫)
著者:ジョンストン マッカレー
販売元:角川書店
発売日:1998-08
おすすめ度:5.0
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覆面の騎士ゾロは、強きをくじき弱きを助く、大盗賊にして紳士。その首には賞金がかかったお尋ね者だが、男気溢れる快刀乱麻の活躍ぶりに、密かに応援する者も少なくなかった。元大地主の美しい一人娘ロリータは二人の青年から救婚されていた。ちょっと気弱な大富豪の息子ドン・ディエゴと、野心たっぷりの青年将校ラモン。ところが、彼女は追われてわが家に逃げ込んできたゾロに一目惚れしてしまう…。決闘あり仁義あり、恋も笑いもスリルも溢れる、一大冒険活劇の大傑作。

来年に坂本君がゾロでミュージカルをするということで、ちゃんとストーリーを知らない!と思い、読んでみました。
面白かった!
1920年に書かれた作品なのに、全く古さは感じなかったですし、とにかくゾロがカッコイイです!
突っ込みどころはまあ多少ありましたけど^^;
でも、ゾロの立ち振る舞いが本当に紳士で、素敵でした。
軍曹たちには悪人扱いされて、勝手に脚色されてますけど、本当に弱いものを助ける素敵な人なんですよね。
戦いの描かれ方も良くて、読みやすかったです。
ゾロの正体は最初のほうで分かりましたけどね〜。
ゾロを坂本君で当てはめて読んじゃいました。
マスク被ってゾロになってる写真が新聞に出てましたし。
妄想して読んでいるだけでかっこいい〜って思ってニヤニヤしてしまいます^m^
ロリータとシーンが本当に素敵。
あんなふうに口説かれたら、もう他の人は目に入らないですよね。
愛を貫く姿も素敵。
あぁ・・・ミュージカル・・・。
私は坂本君の舞台を初観劇、初ミュージカル観劇予定なのですが・・・
当たるかなぁ・・・。そして飛行機はちゃんと飛ぶかなぁ・・・^^;

〈角川文庫〉H22.9.4読了