桜庭一樹  ~物語る少女と野獣~
桜庭一樹 ~物語る少女と野獣~
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の衝撃から僅か数年、一躍、日本文芸のトップステージへと駆け上がった桜庭一樹。
物語るひとであり、偏愛のひとであり、幻視するひとである彼女の、多面的な魅力に迫る―。

この本、ずっと読みたかったんです〜^^
すっかり桜庭さんのことが大好きなった今ですが、改めて好きになった気がします。
ものすっごくいろんなことが書かれています。
ダイノジの人(アバウト。。。)や重松さんとのロングインタビューや、今までの書籍記録?があったり。書籍については本当に細かく書かれていました。
私「ブルースカイ」が未読なんですよね。なのでこの本の場所だけはもったいないことをしたなぁと思いました。
あと、100の質問で気になったところが!
印象的な主人公はっていう質問で海野藻屑=腐野花って言うところがあって、「え!?」と思ったのですが、似てるって言うことなのかな…う〜ん、気になる。
そして「ブルマー3部作」すごいなぁ。内容は結構すごいけど、これを中学生のときにかいたって言うのがまた凄い。
出版社の方々のコメントもありましたが、桜庭さんは見た目のとおり愛すべきキャラクターなんだなぁと思いました。
この作品の最後のほうに桜庭さんがすっごく長くて暗い作品を書いてるって言っていたけどそれって「ファミリーポートレート」かな。そんな気がする。

〈角川書店 2008.7〉H21.9.9読了