少年少女飛行倶楽部
少年少女飛行倶楽部
公立中学1年生の海月は、幼馴染の樹絵里に誘われて「飛行クラブ」に入部する。メンバーは、変人部長・神と野球部を兼部する海星のみ。そのうち、高所平気症の朋(るなるな)、野球嫌いの元野球部員・球児、驚くほどいじわるな戸倉良子(イライザ)という、問題を抱えた部員が集まる。果たして、このでこぼこ部員たちは大空に舞い上がれるのか――。

この本も読んでから結構経っているのですが、載せるのが遅くなりました。
とても久々の加納さん。新刊が出るのをずっと待っていました。
待ったかいがありました。
爽やかな青春小説でしたね〜。私、こういう作品大好きです。
まずみんなの名前が可愛い!
海月もくらげって読み方がなければ可愛い名前だし^^
海月はとってもいい子ですね。自分がいい子だって思ってないって思ってるところがいい子だと思います。
嫌々入った飛行倶楽部なのに、なんとかしなきゃって奮闘してるのがとっても可愛かったです。
顧問なんて気にするな!あんな人に流されまくっていて責任転嫁する人間なんか!
神くんもきっといい奴だとは思うのだが。
海月と神くんがどうなるのか気になるところ。
名前が皆可愛かったけど、1番好きだったのは天使(エンゼ)かな。
イラストも本当に可愛らしくて。
るなるなの名前はセーラームーンのルナを思い出しました。

〈文芸春秋 2009.4〉H21.8.17読了