推定少女 (角川文庫)
推定少女 (角川文庫)
とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣篭カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。
黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。
2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指す。

桜庭さんの書かれる少女は、痛々しくて、読んでいて切なくなります…。
脆くてちょっと押したら倒れそうで。
思春期ならではの心の根底の深い思い。それが本当に上手い。だから、切ないです。
カナも自分をぼくと呼ぶ女の子。最初、男の子かと思った。
白雪が謎だったなぁ。結局宇宙人だったのか綾小路麗々子なのか狂人なのか。
白雪が持っていた銃によって出会った千晴も可愛らしくて好きです。
恋愛関係にならなくてもいいから、2人はずっと仲良くしてほしいなぁと思います。
私だけが分かってないのかもしれないですが、カナが闘ったのは現実の話?義父にした事は真実?だよねぇ。
何だか舞台が秋葉原だからかゲームの中にいるような気がしてしまって、何が現実なのか分からなくなったときがありました^^;
文庫だけ、エンディングが3つあるのです。私は「Ending供\鐓譟廚1番好きでした。

〈エンターブレイン 2004.9
 角川書店 2008.10〉 H20.2.16読了