ラブコメ今昔
ラブコメ今昔

オススメ!
「ラブコメ今昔」突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様のナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?
「軍事とオタクと彼」出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど…
「広報官、走る!」「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで…
「青い衝撃」旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。しかし今度ばかりは洒落にならない事態が。
「秘め事」よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない。
「ダンディ・ライオン—またはラブコメ今昔イマドキ編」「ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも自分の恋はいっこうにままならず…

やっと順番がまわってきました。やっぱり良いな。有川さん。
何だか恋をしたくなります。こんなに人に愛されていたら、幸せだなぁ。
「ラブコメ今昔」私の両親くらいの年の今村二佐の馴れ初めの話。気障ですよ。絶対気障。私もアレをやられたら一発でころっといっちゃいます。優しいですよね。奥さんもとっても可愛らしくて素敵。私もこんな献身的な奥さんになりたいな。結婚しても、働きたいとは思ってるけど。そしてオチはやっぱり自分の事もリンクしてるのか!とちょっと突っ込みました^^
「軍事とオタクと彼」そうか、このタイトルはあの名曲にあやかっているのね。気付かなかった。私、この作品が1番かも。私も軽くオタクなので、光隆君とは付き合えると思います。歌穂と同様、光隆が可愛くてしょうがなかったな。憎めないし。歌穂の弟くんもかっこよかったです。
「広報官、走る!」腹が立ったなぁ…王様には。人を何だと思ってるのかしら。有川作品はそういう人をぎゃふんといわせてくれるので、ストレスがたまりません。
「青い衝撃」この作品も好き〜^^公恵が気になっちゃうのは仕方ないかもしれないけど、紘司を第三者から見ると、公恵のことしか思っていないし、子煩悩で良いパパだし、心配ないと思ったな。とっても可愛い夫婦関係。理想です。でも、ブルーインパルスっていう部隊もあるんだね。勉強になるなぁ。
「秘め事」まさかあんな悲しい事があるとは思わなかったけど、なんとか一緒になる事が出来てよかったです。この作品、実話なんだね〜。やりますね^^最後の上官の姿が素敵でした。
「ダンディ・ライオン—またはラブコメ今昔イマドキ編」吉敷と千尋の恋物語。今よく言われる格差恋愛みたいなものでしょうか…。2人の出会いもまた純愛ドラマみたいだね。これで「ラブコメ今昔」につながるわけですね。

〈角川書店 2008.6〉H20.11.11読了