
タイムスリップ釈迦如来 (講談社ノベルス)
ブッダはオカマだった!?
老子からソクラテスまで世界最高の叡知を巻き込んで、インドの一ローカル宗教だった仏教が、世界宗教となるまでを描いた、人類史上初「哲学的バカミス」遂に誕生!
現代日本から古代インドへ飛んだ女子高生・麓麗の活躍や如何に。
天才・鯨統一郎の「タイムスリップ」シリーズ最新刊。
面白〜い!やっぱりタイムスリップシリーズは面白い。
今回はとっても昔にタイムスリップしたんですね〜。
ウララはなんだかタイムスリップ慣れしてない?^^;前回が8年の歳月を追っていたのでとても長く感じましたが、今回はちょっと軽いテイスト。
それでも面白さは損なわれません。
私はブッダの事は全然分からないので、合ってるんだか違うのか分からなかったけど、老子やソクラテスを巻き込むまでスケールは大きくないだろう。
面白いなぁ。
最初、吉田が「ダイバーだった。」って言った言葉から名前がダイバダッタになったのは面白かったなぁ。こういう繋がりが面白いです^^
そして、ブッダとソクラテスでの演劇対決で、B'zとSMAPで対決したのがおっかしくて。
特に「世界に一つだけの花」の替え歌は爆笑でした。
吉田やうららの現代の話が結構最近になってきてそれもまた面白いです。
まだもう1作あるんですよね。
楽しみです!
〈講談社 2005.3〉H20.10.31読了
TBとコメントありがとうございます。
哲学的だったり、歴史の謎をえぐろうとしているんですけど、
なんて馬鹿馬鹿しいんだ!
って笑ってしまいますね。
こういう有名で、偉大であろう人物を扱いながら、
ここまでめちゃくちゃにしてしまうのは、ある意味すごいと思いました。